駒田かすみ ~母として人として~
視察報告~人吉市・汚泥再処理センター


10月8日は人吉市のアクアパーク(汚泥再処理センター)へ。
汚泥再処理って、具体的には下水処理と同様に運ばれてきたし尿や浄化槽汚泥・集落排水汚泥をキレイな水にして再度放流する過程でできる汚泥を肥料に加工する、というもの。
姫路市内でも、様々な下水処理を行っていますが、人吉市のアクアパークはその最終段階でできた汚泥を肥料として『販売』しています。
40代以上の方なら、昔、姫路市内にも『肥だめ』があったのをご存知の方は多いかと思います。でも、流石に今の時代に肥だめを置いて、それを畑に・・・というのはなかなか難しいですし、臭気もあって大変。それを衛生的に処理して、キレイな水とペレット型の肥料チップにして、自然のサイクルに再度乗せていくのがここの目的です。

お話しを一通り伺うと、アクアパークという愛称から水道局と間違われるという小ネタも含め、とても和気藹々とした雰囲気で仕事をされている様子が伺えましたし、ここで作られる肥料は一袋50円(実質肥料袋代のみ)とのことで、予約を含めて2週間~1か月待ちとなることもあるとのこと。循環型社会を考える上では、地域の方にとっても既に必要な施設となっている事がよく分かりました。

内部を見せて頂く際に『少し臭気がありますよ』とお声を掛けて頂いたのですが、実はほとんど気にならない程度で、これで?と思う位でした。実際には、臭気管理についても濃度毎に処理を行っているとのことで、受け入れから肥料の出荷まで一通りを見せて頂いた中で『臭い』という印象は一度もありませんでした。しかも、内部はどこかの食品工場?と思えるぐらいキレイで、とても下水汚泥を扱っているという感じはありませんでした。

実際にペレット化された肥料も見せて頂きましたが、これは流石に無臭というわけには行かなかったのですが、畑に撒いて雨が降ったり水やりをしたりすると少しずつ土壌に溶けていくとの事。本当の有機栽培に繋がっている事から考えても、できればこのような循環型社会を構築していきたいと思いました。姫路市内でも、下水処理や集落排水の処理等が沢山ありますが、汚泥を資源としてきちんと活用できるように、今後も考えていく必要があると実感しています。