駒田かすみ ~母として人として~
視察報告~全国都市問題会議in長野


10月8日・9日と長野市で行われた『全国都市問題会議in長野』に参加して来ました。とはいえ、長野までは片道約5時間…10月7日の本会議(第3回定例会)閉会後に移動でした。

8日は朝7:40にホテルのロビーに集合して、8:30の開場と同時に席取り。1期のお二人と大先輩とで、全体が舞台から遠すぎないベストポジションをGETしてくださいました。

開会式、基調講演、各種取り組みなど、夕方までの間に聞いた内容から、ピックアップしてみると…

長野市では『猪鹿対策課』という形で、鳥獣害対策とそれをジビエとして売り出すということを一貫して行う部署があるとか!姫路でも鹿の処理からジビエに、という動きは出来ているのですが、まだまだ『安定供給』まで至ってないこともあり…勿体ないですね!同じことをやるなら、分かりやすい部署名にするのはアリですね!

基調講演では75歳とは思えないパワフルな田部井淳子が行った震災時の支援活動や、その後の交流活動もさることながら、今でも挑戦し続ける姿勢に感動しました。生涯現役、という言葉は『現役で居続けようとする姿勢』によって実現できるんだな、と。そしてその姿勢を見る人間が、それに魅了されて、次世代へと繋がる…これは『元気な高齢者が多い町』に共通する部分なんじゃないかな?と思いました。

観光地域づくりの報告で、一番心に残ったのは『観光客の困っていること=住民、特に高齢者などが困っていること』という視点を大切にする、という部分。確かに、姫路の駅前でも、観光客が困っている(ex.駅に降りてからバス停までの動線が分かりにくい、等)は、慣れるまで市民も困っていた(ひょっとして現在も困っている)内容ですね。姫路駅周辺の自転車通行禁止区域についても同様に、観光客には分かりにくい=市民にも分かりにくい、ということを念頭に置いて、上手にPRしないといけません!

豊田市は…う~ん、個人的には『そうなのね』って自治会と地域会議の方向性の違いは聞いたけど、じゃぁ同じような事が姫路市で出来るか?って言われると???でした。やっぱりここら辺は、地域の人口や産業の差ですね。

一五輪一会のセーラ・マリ・カミングスさんは駄洒落満載の講演で面白い話でしたが、『仕方が無い』という日本的な考え方は『仕方がある』時代になった、というのが印象的でした。また『ルールは例外のためにある』という発想は、さすがアメリカ!と。でも、昔から『街を変えるのは、若者・馬鹿者・他所者』と言われるように、パワーがあって、何にでも一所懸命になれる馬鹿正直さがあって、他所の良い点を知っていることが、町おこしに繋がっている、という見本のような…。よく考えたら、年齢的には私と大差ないはずで、正直、負けてられない!と思いましたね。

9日は朝からパネルディスカッション。都市の魅力作りと交流・定住との内容で、今治市、真庭市、交通事業者など様々な観点から。改めて『都市の魅力』って何だろう?と考えました。
一言で『住みやすい街』と言っても、『誰にとって』『どういう点が』住みやすいのかは、世代・職業・家族構成など様々な視点があって、一括りにできない中で、共通項として必要な部分をきちんと見定める必要がありますね。姫路ではマスタープランで『多核連携型』という発想でまちづくりを進めようとしていますが、鉄道・バスと言った公共交通の重要性と、その合間を面として埋める交通手段のバランスが必要だと思われます。個人的には、今回第2次社会実験が始まった姫ちゃりが本格運用になったときに、姫路市を面としてカバーする交通手段に育つのではないか、と期待しつつ推進しようと思いました。