駒田かすみ ~母として人として~
視察報告~プラザ元気21について


前橋市の2テーマ目の視察は『プラザ元気21』について。
今回の視察は市役所ではなく、最初からプラザ元気21の会議室でしたが、入るときから『公共施設っぽくない』という感じでした。

それもそのはず、プラザ元気21はもともと商業施設(LIVIN前橋)の閉店と、中心市街地の空洞化対策・中央公民館の老朽化移転・合併特例債の活用等によって『民間施設を有する複合施設』として整備されたとのこと。
前橋市では、中心市街地の活性化に向けて、市有未利用地の活用などを含め『まちなか再生室』という形でワンストップサービスの実施をされている中の一つとして前橋プラザ元気21も位置付けられていました。
その中で、商業施設から市有の複合施設化する際に一番特徴的と思われたのは50億円の取得費。高い!?と思いきや、実際に使用できる形への改修を事前に済ませておいてから前橋市が購入する形で、市が利用できるまでの『時間の短縮』を同時に図るという手法は、なるほど!と感心しました。

実際に中を見せていただいてみると、各階とも非常に有効に活用されていました。アトリエや音楽スタジオ等、芸術活動に特化した部屋もあれば、子どもの遊び場や子ども向け図書館等、市民が利用しやすい環境を作ってありました。そして、個人的に一番うらやましかったのは『その施設を活用してもらうために、駐車料金を4時間(利用施設によっては2時間)無料にしていること!』
車社会なので、駐車場がないと…とのことでしたが、同じ車社会の姫路市で、中心市街地にあるイーグレ姫路を利用する場合、一番ネックになっているのは非常に高い駐車料金。あいめっせホールでイベントがあって小さな子どもを連れて行こうと思ったら、車で行かざるを得ない場合が多いにも関わらず、近隣駐車場よりも高額な駐車料金のイーグレ地下・大手前公園地下駐車場とは大違いです。こういうところで『子育てしやすい街かどうか』という面が顕著になるとは…と少しショックを受けました。

姫路市でも中心市街地の活性化が叫ばれていますが、せめて公共の施設を正当に利用する人が、気軽にその施設に行けるようにする、ということは最低限必要なことではないかとしみじみと感じました。