視察報告~下関市・ちゃいるどねっとと幼稚園3歳児保育

2月9日は下関市の『ちゃいるどねっと』と幼稚園の『3歳児保育』について。

こちらのちゃいるどねっとは、児童館での催しやママさんサークル同市での交流など、普段子育てをしている中で自分の知っている範囲以外での『横連携』を行政が行っているという珍しい事例でした。私自身が子どもが生まれてから雑誌で、近所のママさんサークルを見つけて入会し、情報交換していく中で非常に助かったという経験がある中で、サークル内での情報交換は珍しくないものの、サークルも子どもの年齢が大きくなるにつれて解散してしまったり…という事が多々あることから、どのような形でとりまとめを行っているのか、というのは非常に興味深い点でした。

実際には、サークルだけでなく個人参加も可能という事で、サークルを『卒業』してからも参加されている方がおられたり、年に何度か交流の場を設けたりするなかで代替わりしても参加できる緩い体制というのが非常にフレキシブルに作用していることを実感しました。また、サークルごとの活動がカレンダー化されていて、他のところでも興味があれば行きやすい形になっているのも素敵でした。
ちゃいるどねっとカレンダーはこちらから

子育てでは、ママさんサークルが社会の中で担っている役割は意外と大きいと思いますが、自主運営のサークル内だけでなく、行政とタイアップすることで得られる安心感などは姫路でもぜひ取り入れていきたいと思います。

もう一つの幼稚園での3歳児保育ですが、姫路市でも4月から実施園が2園になるという事で、実際のところどのような運営をされているのかをお聞きしてみました。すると、3歳児を受け入れされているのは基本的に保育園(または認定子ども園)で3歳児の保育が満たせない地域での受け入れ緩和措置的な役割が大きいとのこと。姫路市で幼児教育を主体とした形で3歳児保育を…という趣旨とは少し違っていたように感じました。

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