駒田かすみ ~母として人として~
我が家の育児~きっかけ編~


我が家で、子ども自身に何でもやらせよう、と思い立ったきっかけは、実は大学時代に遡ります。
当時付き合っていた彼(まぁ、現在の夫な訳ですが(^^;)…)の下宿に遊びに行って、折角だからと時々、ご飯を作って帰ってたんです。今から考えてみれば、おままごとのような感じだったんですが、そこである事件(?)が発生しました。

それは、おでんを大量に作った大学1回生の11月の事。
当然、1回で食べられる訳がなく、というより最初から1週間近くの予定で大きな鍋に!
で、帰り際に『温めれば1週間ぐらいは食べられると思うから』と言って別れました。


そして、1週間後…電話がかかってきたんです。
『今、おでん温めて食べようとしたら、カビ生えとったんやけど?』

…普段からちょっとでも料理をしている方なら、すぐにピンときますよね?
1週間ぐらい食べられるのは、1週間毎日、少しずつ食べるために温めていた場合であって、【1週間放置して】も食べられるということではないこと!

ハッキリ言って目がテンになりました。
えええええぇぇぇぇぇ?って叫びました(^^;)
いくら11月とはいえ、1週間のうちに一回も温めもせず、開けてもいないとは思ってもみなかったし、まさかそれでも温めれば食べられるモノと思っていたことにもビックリしました。

普段から料理したことないって、怖い!
ご家庭の手作りには当然、防腐剤も余分な食品添加物も入っていないので、傷みやすいということすら知らないって…

そして、その時一つだけ心に決めたのは、自分の子どもが出来たら、最低限の料理だけはちゃんとできるように育てよう!ということ。
その為には、いきなり料理しなさいって言ってもダメ!大学生になって、いきなり下宿したって今までやっていないものは、こういう風に出来ないんだ!と思い知ったわけで…非常に良い反面教師になりました。
当時はもちろん、男子学生が料理をするということ自体が非常に珍しい状態だったし、自宅でお母さんやおばあちゃんといった主婦がきちんとご飯を作るのが当然、という風土だったので、彼(=夫)が特別というわけではなかったと思います。でも、私の中では、そりゃアカンでしょ!っていう感じでした。

お陰様で(?)、我が家では子どもが小さいころから料理の手伝いもさせることができたし、今では私が出かけるときには子ども達に『晩ごはん、どうしたい?』と尋ねると『材料代だけ置いて行って』と言うように。自分たちで献立をたてて買い物をして、調理して食べる、というのが当たり前になっています。
というより、出張が増えた当初は夫に任せていたら、毎回出来合いのお弁当を買って帰ってきていたのですが、子どもたちの方から『お父さんに任せたらいっつもお弁当で栄養のバランス悪いし、油っぽいし野菜が少なくなる!頼むから自分たちで作らせて』と懇願されてこういうスタイルになりました(笑)

ちなみに、夫は料理以外の家事全般、困らないぐらいに出来るし、アイロンがけだって自分でできますが料理だけはどうも苦手なようで、台所で長男によく『お父さん、いいからこっちだけ手伝って!』とダメだしされています(^^;)そして、昨年の夏休みの長男の個人的な目標は『晩ごはんのレパートリーをお母さんの6割以上にする』という感じでした。これでいつでもお婿に(?)出せます(^^)v