平成29年度予算編成に対する要望

10月の最終週は毎年、各会派から翌年度の予算編成に対する要望会が開催されます。
今年も、私の所属する市民クラブでは、24日・25日・28日にこの予算要望会が行われました。
※余談ですが、毎年10月26日は太平洋戦全国空爆犠牲者追悼平和祈念式の為、私の会派では予算要望会と重ならないようにしています。
で、予算要望って何をするのかと言えば、翌年度の政策として重要と思われるところに十分な予算をつけてもらうことで政策実現を図るために、議員側から『この内容に必要な予算を割り当てて欲しい!』って、各担当部局に要望をするわけです。ご家庭で言えば、例えば子どもが『来年になったら学校で○○の調べものするのに△△のスペックのパソコンがいるから、パソコン代分を予算として置いておいてね!』とか『○○大学に行く為に、××円の学費がいるので準備しておいて下さい』って、家計の大蔵省に対して折衝する様な感じですかね。
まぁ、各会派で様々なやり方や、交渉があるので詳細は置いておいて…私が会派内で出していた内容や、実際に私自身が要望した内容などのうちメモとして残っているものを順不同で箇条書きにしてみました。詳細は省略しますが、こんなことやってるんだな、という参考に…モチロン、自転車だけではありません(笑)
・ワークライフバランス社会の実現として社会保険の改定による影響の調査と中小企業への融資策等を含む対策
・ユニバーサル・デザインの推進による公共施設のバリアフリー化の具体例として駅のホームの転落防止に簡易ロープ昇降型の導入推進
・小中一貫教育の意義の周知や、部活動での指導上の顧問としての対応基準の導入
・世界文化遺産姫路城マラソンの当日のおもてなしや今後の新規優先枠の導入
・新たなスポーツ推進としてのスケートボードパークとBMXの共用可能な施設導入(これは先日の藤枝総合公園で見かけたもの)
・防災会議での男女協働参画の推進
・防災訓練でのHUG土砂災害ヴァージョンやクロスロードなどの導入
・福祉避難所の拡大策として介護サービスを持つ医療法人との協定締結
・大規模太陽光発電施設の安全管理に関しての条例・ガイドラインなどの導入
・自転車安全運転講習などの際のヘルメットの安全期限の周知や高齢者へのヘルメット推奨
・職員の健康意識向上策としての部署対抗案やインフルエンザ等の予防接種実施率の向上
・各種避難訓練の成果の確認(特に地震)
・庁舎での駐輪施設の多様化
・自治会活動の行政事務委託に関する拡充
・ICTを活用した市民活動の活性化(仮称『姫レポ』の導入)
・健康ポイント制度の早期導入
・認知症高齢者等の徘徊時の広域捜索体制としてICTの活用
・観光レンタサイクルと姫ちゃりの特色化による住み分けと旧町への観光レンタサイクルの配置
・公共交通空白地域に対してのデマンド型交通の導入
・歩道の雑草の除去に関しての車道側対応
・リニューアル後の地下駐輪場に関する不都合の修正
・集落排水処理施設の下水道接続後の活用策
・救急ワークステーションの効果の確認と拡充
・ドローンの山岳等遭難者捜索への活用
・特別支援教育担当者へ研修・引き継ぎの支援
・自転車の交通安全教育でのスタント方式でのスケアードストレイトの導入
等、様々な形で要望を行っています。
今回の要望会の中で、一つ進展があったと思ったのは、大規模太陽光発電施設に関して。
姫路市としては、基本的に法令以上の内容を条例として作ることは困難だけど、『姫路市廃棄物処理施設等の設置等に係る手続の適正化並びに紛争の予防及び調整に関する条例について』と同様に住民との合意を求める形をつくることは可能ではないか、ということで既に調査という形で動き始めているということ。これは、6月の本会議で私から質問させて頂き、更に提案させて頂いた事の一つで、今後検討していくことが明確になったのだと、ちょっと胸をなで下ろしています。
これからも、市民の皆様の生活を守る為に行政が求められていることを把握して、政策実現できるように頑張って行きたいと思います。

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