駒田かすみ ~母として人として~
ウィーラースクールin姫路


12月7日に姫路市で初めてのウィーラースクールである、『ウィーラースクールin姫路』が開催されました。
今回、その企画段階から実施まで、駅前活用推進協議会の皆様のお手伝いをさせていただきましたので、報告させていただきます。

11月半ばに、姫路市内各小学校の1・2年生に、今回のウィーラースクールin姫路のチラシを配布していただきました。当初の募集人数は子ども30人とその保護者・・・とっころが、ふたを開けてびっくりの40名あまりの応募が1週間で!それだけ保護者の方にとって関心の高い事だったのでしょう。そりゃそうですよね。自分の子どもが自転車で怪我をすることがないように祈るのは当然です。

当日は13:00~が実際のスクールですが、姫路での開催が初回であることもあって、ボランティアスタッフは9:00に集合して、まず午前中にスタッフ研修。ブラッキー中島さんが、ウィーラースクールを始められた経緯や、スタッフが心がけること等をブラッキーさんの楽しい語り口で楽しく学習させていただきました。スタッフ研修の後には早めの昼食、そして現地での準備にかかりました。

12:30前後から、お子さんが自転車を持って続々と集まってきます。と、同時に今回のボランティアスタッフも、子ども達と同じメニューをどれぐらいできるか試しておかないと・・・ということで、少しだけ自主練習。

13:00にスタートして、最初はブラッキーさんの楽しい『紙芝居』で、自転車の歴史やルール・マナー、ヘルメットやグローブの必要性などをクイズを含めながら勉強。子ども達だけでなく、実はこの部分、保護者の方にもきちんと理解していただきたい内容もあるので、保護者の方には『時間中必ず子どもさんと一緒に会場にいられる方』とさせて頂いていました。だって、子ども達が正しいルールを学んでも、保護者の方が『そんなの無視しても良いんだ』といった姿勢で自転車に乗ってしまったら、結局誰もルールを守らなくなってしまいますから。

その後は、実際に自転車に!メニューは
1.まっすぐ走って止まる(20cm幅のラインの上を落ちずに走って、きちんと停止位置で止まる)
2.一本橋を渡る(一本橋の上を落ちないようにまっすぐに通り抜ける)
3.スラローム(コーンの間をジグザグに素早く通り抜ける)
4.8の字スラローム
これ、自動2輪の免許を持っておられる方にとっては、当たり前と思われることばかりだと思います。自転車も同じで、まっすぐ走る・きちんと止まる・しっかり曲がるという事がきちんとできれば、転倒(落車)や事故の可能性は格段に減るんですが、残念ながら自転車には免許が必要ないと言うことで、しっかり練習する機会がないままに乗っている場合がほとんどだと思います。また、同じように免許がないことで、気楽に乗ってしまう(=ルールを軽視してしまう)という傾向も見られます。
なので、子ども達が最初に自転車に触れて、その楽しさに気がつく頃に『楽しく』練習をする必要があると思うんですよね。
10分・15分と経つにつれて、子ども達も上手になって、スラロームを何秒で通り抜けられるかとチャレンジしていました。また、補助輪を取ったばかりで、まっすぐに走れなかった子どもがちゃんと乗れるようになったり、サドルの高さが合ってなくてバランスが取りにくかった子がサドルを適正な位置にすることでまっすぐ走れるようになったりと、あちこちで『楽しい』『嬉しい』という顔がいっぱい!

少し休憩をはさんで、今度は並んで走る練習に。これは広い大手前公園だから出来たのですが、まずは1列で、次に2列で、だんだんと横に並ぶ列を増やして、前の人・横の人と並んで走る練習をしました。(ちゃんと道路では並進は禁止で、前後左右に注意をしながら走る練習の為に今回だけ、ということは伝えてあります。)子ども達、結構上手に前後左右と離れないように注意をしながら、まとまって走れるようにすぐになりました。


最後は『競争』です。と言っても『競走』ではありません。一定の距離をどれだけゆっくり走れるか、の『ゆっくり競争』です。
これは、どれぐらいきちんと自転車をバランスをとってコントロールできるか、という事を競うのでバランス感覚を磨くのにとても大事です。
ここでボランティアスタッフで見本に・・・と言うことでしたが、大人のほうが難しい(汗)普段、速く走ることは考えてもゆっくり走ることを目的としていないので余計に・・・です。MTBに乗っている方は、得意分野だと思いますが、いかんせんロードバイクばっかりですので、難しいです。大人とは裏腹に子ども達は、最初から上手でした。柔軟だからでしょうね。

練習が終わって、最後には全員で記念撮影をして解散となりましたが、片付けをしているときに参加していた親子から『次はいつありますか?』と尋ねられたり、『また開催して欲しい』というご意見を頂いたり、ボランティアスタッフが帰り道の途中で『ありがとうございましたって、声掛けられた』と教えてくれたり・・・ボランティアをした方も、参加してくださった子どもさんも保護者の方も、とても充実した1日になったのではないかと思いました。


そして、私にとってはずっと夢見てきた『子ども達に楽しく、安全に自転車に乗ることを教えていきたい』ということを、沢山の方のご協力で今回のウィーラースクールin姫路と言う形で実現させて頂いたことに感謝いたします。今回の開催での反省点をきちんとフィードバックして、今後も子ども達が楽しく安全に自転車に乗る、そしてそこから姫路の街のルールやマナーが少しずつでもUPするようにという気持ちを形にできるように、今後も頑張って行きたいと思います。