駒田かすみ ~母として人として~
視察報告~甲府駅周辺整備と中心市街地活性化~


2月6日には甲府市の駅前周辺整備について視察させて頂きました。
甲府市へは、昨年の大河ドラマ決定の際に、『風林火山』の際の取り組みやその後の盛り上げ方などを含めた視察で一度伺っていたのですが、その際には市庁舎の建て替えの真っ最中とのことで、今回は新築移転後の市庁舎(本会議場など)も見せて頂きました。

甲府駅周辺整備については、計画策定の段階から、地元や関係団体からだけでなく、若者ワークショップや障害者福祉団体との意見交換などを含め、多様な意見を取り入れる姿勢が示されていました。

甲府市も、駅をはさんで南側と北側で大きく街並みの特徴が違っている点は、姫路と似ています。
その中でもゾーン区分により景観形成の骨格が策定されている様子などは、姫路市とも共通点が見られます。特に、駐車・駐輪ゾーンとバス・タクシーゾーン・一般車ゾーンという考え方は、姫路市同様の歩行者優先の考え方で、この数年間の主流と思えます。

また駅のコンコースに『甲府は宝石のまち』ということが分かる『誕生石の展示』や『水晶のモニュメント』など、甲府らしさが大切にされていました。姫路の『キャッスルビュー』と同じ考え方ですね。

姫路と大きく違ったのは、駅前広場(よっちゃばれ広場)の真ん中に『藤村記念館』という旧睦沢学校校舎を移築して、イベントコーナーや当時の小学校の再現などを通して『市民や観光客の交流ガイダンス施設』として活用されている点。駅前広場の真ん中に明治初期の洋風建築が建っている姿は圧巻ですし、藤村記念館を拠点としてイベントも数多く催されているとのことでした。
その周辺の樹木には工夫があって、日本一暑い甲府市(昨年記録が塗り替えられましたが・・・)にふさわしく、樹の下に立つと暑いシーズンにはミストが出るようになっていました。イベント等の際に熱中症を防ぐためにも、歩いている方の休憩ポイントとしても、非常に役に立っているそうです。

更に、歴史公園(甲府城跡)の整備や、お土産物・名産品を集めた甲州夢小路は他の地域との差別化が明確で、視察ということを忘れそうな楽しい空間になっていました。チャレンジャー精神を大切にした取り組みに、とても感動しました。

一通り駅周辺の現地視察の後、再度甲府市役所へ。
市役所では、日本でも珍しい『議長をはさんで、左右に議員と理事者(行政)が対面で振り分けられている』議場を見せて頂きました。最新式の設備で、賛成・反対にかんして手元のボタンで表明でき、更に誰がどちらのボタンを押下したのかも分かるシステムが導入されていました。実際の運用については、これからどこまで公開するかは検討中とのことでした。

また、この議場の周りには展望ロビーがあり、アルプスの山々を見ることが出来ました。ガラスには、前景の解説もあり、非常に素晴らしい眺望を楽しむことができるようになっていました。市民の方が気軽に眺望を楽しむ傍らで、議会に興味を持って頂ける素敵な場所だと思います。
更に、こちらのロビーに設置されていた椅子、座面を外すことができ裏返すと担架として活用できるという素晴らしい工夫が!職員さんのアイデアだそうですが、目から鱗。このようなアイデアを採用される甲府市さんに感動でした。

この日も予定時間を1時間以上超過して、様々な施策だけでなく、議場などの新庁舎の特長を視察させて頂き、本当にありがたく思っております。今後の姫路市に、できるだけ取り入れられるように頑張って行きたいと思います!