国際ZONTAエリアミーティングパネリスト参加

5月31日に国際ZONTA26地区エリア4エリアミーティングが開かれ、姫路ゾンタクラブの会員として、ワークショップで男女共同参画におけるパネリストを務めました。
国際ZONTAは国際的な奉仕団体で、独自のプログラムの活動の他、国連経済社会理事会(ECOSOC)の「総顧問」の資格を持ち、女性の社会的・経済的・政治的地位の向上をめざして活動しています。そのZONTAクラブの中で、日本を4つのエリアに区分しての総会・研修会という形で行われるエリアミーティングは、日本の女性リーダーとしてのあり方を考える場でもあり、今回のエリアミーティングのテーマは『女性の活躍で未来を拓く』として、3名のパネリストが現在に至るまでの背景や社会的な要因、女性が自分の意思決定の場に到達するための障害やその克服に当たっての知恵や努力・工夫について発表し、それによってどのように社会や企業の活力に繋がっているかを参加者と共に議論を行うものでした。
パネルディスカッションの中では、『育児に際しての経験』や『家庭内での自立』を通して、女性が自らの能力を高め、男女が共に支えあえる活力ある社会を作るために何が必要かを語り合いました。

私からは、育児の場での自立を促す教育の重要性や、社会的な『立場』における心理的な『バリア』の問題、固定的性別役割分担意識(ジェンダー)からの脱却に必要な意識付けなどについて話をさせて頂くとともに、保育問題や高齢者の介護問題などの視点からも、女性が働くことに対するバリア(障壁)を取り除く必要性や、その為に女性自身の意識変革が求められていることをお話させて頂きました。
エリアミーティングでは、ジェンダー・ギャップ指数において、日本は136カ国中105位という非常に女性の社会を取り巻く環境、特に経済面・政治面での男女格差が大きい状況について、危機感を持っているだけでなく、先進国とし非常に遅れている面について、ZONTAクラブの持つ役割についても検討されました。
男女共同参画の中でも、経済的・政治的分野での女性リーダーが少ないという現状において、その数少ない『女性の議員』として、今後も頑張って参りますので、よろしくお願い申し上げます。

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