美山サイクルグリーンツアー2014

私の夏の自転車イベントと言えば、毎年恒例の『美山サイクルグリーンツアー』です。
当然、今年も参加して来ました140km!
美山サイクルグリーンツアーは、南丹市役所美山支所を中心に放射状に伸びた先やその中間点に存在する各チェックポイントでリストバンドを受け取って、11箇所分のリストバンドを集めたら140km完走、というオリエンテーリング的なチャレンジサイクリングのイベントです。
私自身は初回の2年前から参加していて、1年目はチェックポイント1つを残してしまったのですが、2年目の昨年は全チェックポイントをクリアして完走しました。
今年は姫路ツーリングクラブ(HTC)のメンバーも参加と言うことで、昨年までの宿が取れないという失敗をくり返さないために、日程が決まり次第で予約して、無事に芦生山の家さんにお世話になることに(^_^)v…モチロン、同行メンバーも含めて7名分を確保、です。
直前に、まつさんが仕事の都合でDNSとなってしまった為、宿泊はシュナパパさん・きたっちさん・すずびーさん・長女と長男に私の6名。
前夜祭に向かって、もうまもなく美山町…というあたりで、長女はとんでもない忘れ物に気が付きました。
ビンディングシューズ…これがないと、自転車が坂を登る時に引き足が使えません(ToT)…が、取りに戻るには間に合わないので、本人はふてくされつつも、そのまま運動靴とフラットペダルで参加せざるを得ません。140km完走なんて、絶対無理!帰る!とテンションだだ下がりでした。しかもその運動靴、とんでもないことに右足がワニ!つまり靴底が半分はがれかけていました。仕方ないので、当日は私のウォーキングシューズを履いて出走することに…(私は自分のビンディングシューズに履きかえるので…)
会場に着いてから受付をして、時間に余裕があるし500円とお試し価格だったので整体(骨格の調整)をして貰いました。結構、小まめに接骨院でゆがみチェックと筋肉の張り具合からフォーム修正のアドバイスをしてもらったり、こまつ整体院で微修正して貰ったりしていたおかげで、『今日来られた方の中で極端に身体のゆがみが少ない』と褒めて頂きました\(^o^)/
サイクルグリーンツアーの前夜祭は、地鶏の丸焼きで乾杯(?!)で、ゲストのトーク等も楽しく聞きながら、翌日のチャレンジライド140に向けてテンションUP。前夜祭終了後は車で宿に移動し、折角なのでBBQをしながら軽く前夜祭の続き。長女が20歳になったので、長男だけはジュースで、他はビールやカクテルで乾杯です。
当日の集合は6:40。芦生山の家では、他にも同じサイクルグリーンツアーの参加者が宿泊していて、通常より早い朝の5:30に朝食を準備して頂いていました。実は、初回の2年前は朝食を食べ損ねてのスタートになってしまったので、少々ハンガーノック気味でした(^^;)から、今回非常に助かりました!
ライダーズミーティングが終了して、スタートはほぼ予定通りの7時過ぎ。
初回、2回目と、スタートまでの流れがどんどんスムーズになって、予定通りに出走することが出来るようなってきています。これだけは、やっぱり経験値の問題でしょうね!
HTCメンバーは、スタート時点で私達の家族と、シュナパパさん、きたっちさん、なーさんの3人組、すずびーさんと3組に別れてしまいましたが、スタート時点で私と長男が同じ方向へ、長女は別のチェックポイント(CP)へと向かった為、ほぼ4つに別れて走っていたようです。

長男と二人なので、前を交替しながら走れば良いんですが、何故か長男はできるだけ『お母さん前行ってよ!』と後ろに…(^^;;
4%を超える坂になると、私を置いてサッサと前に行ってしまうのですが、平坦な所の6割以上は私が牽く形に。
今年は、洞・山森(福居)をスタートに九鬼ヶ坂を越えて、知見・知井・芦生・佐々里・深見峠・原・大野ダム・大野の順に回る予定でした。
洞・山森をクリアして、鶴ヶ丘で限定のケーキをちゃっかり食べて、エイドステーション(AS)を出発したのが8:30。長男とルートを組む際に、今年の目標時刻をある程度決めていたので、予定通りです。そして5分程鶴ヶ丘から南に下ったところで、救急車が事故に遭ったであろう人を収容した所に出くわしました。【これは帰路で知ったのですが、参加されていた南丹市長(1列で道路の左端走行をしていたトレインの最後尾)がオーバースピードで突っ込んできた自動二輪に後方から接触され、骨盤骨折をされたとのことでした。】

長女は大野ダムを先に回って同じルートに入ってくると言っていたので、大丈夫かと思っていましたが、事故現場を通り過ぎて1km位のところですれ違った為、事故が有ったようなので、要注意!と走りながら声をかけ、九鬼ヶ坂へ。昨年よりは苦労せずに越えられましたが、やっぱり坂は嫌いです(>_<)…長男はサクサクと登っていくので、当然置いて行かれました。
途中、CP芦生へ向かう登りの分岐前でなーさんと、芦生の近くできたっちさん、シュナパパさんとすれ違い、CP芦生からCP佐々里へ向かう途中では空腹(ハンガーノック直前)で補給用のバナナバーを食べながら、でも、去年よりもかなり良いペースで、サクサクとCPをクリアし、お昼には約95km地点へ。残る難所は深見峠のみで3時間半で45kmを走ればOKという余裕もあって、かなりのんびりペースで峠を登ってリストバンドを受け取って、CP原へ。
ここではゲストチームの皆さんがちょうど来られたところで、和気藹々とおしゃべりをしていると、後ろからものすごい勢いで空気の漏れる音が…(笑)ゲストチーム(山本雅道さん・益子直美さんのチーム)の中でパンク発生の瞬間を見てしまいました!…が、その方は予備チューブを持っておられなかったようで、山本さんが『チューブ1万な~!』等と冗談を言いながら、仲良く修理をされていました(*^_^*)
CP大野ダムに行く頃にはまだ2時間もある!と長男とすっかりまったりムード。飛ばして走る必要も無く、気持良く流しながら走って、帰りにCP大野で危うくチェックを忘れそうになりつつ、14:23頃にゴール。昨年はちょうど7時間30分かかっていたけれど、今年は7時間13分でした。
で、完走証を貰うために並んでいると、先にゴールしていたなーさんの姿が!
そして、私達がゴールしたのとほぼ同じタイミングできたっちさん・シュナパパさんが最後のCPでリストバンドを受け取ったという書き込みがあり、3時前にはゴール。更に3時過ぎにすずびーさんが完走してゴール。

ゴールして集まってから、きたっちさんが『ムキになって(私が)僕らよりも先にゴールしようとしてるんじゃ…と思った』と言っていましたが、その頃にはしっかりゴールしてました(^o^)v
少なくとも、私も長男も3回目なので、実はルートマップを見なくても道を知っていて無駄がない部分だと思います。
…が、3時30分近くになっても長女が戻ってこない…?
何かあったのか…と思っていたら、まさにギリギリのタイミングで長女が『完走証』を持ってやって来ました。
フラットペダルに、サイズが同じとは言え自分のですらないウォーキングシューズで、時間内に140km…本人はドヤ顔でしたが、思わず笑ってしまいました。

毎年参加していて感動するのは、美山町の方が『自転車で町を盛り上げよう』と頑張っておられる心意気。
美味しい手作りのエイドステーション、冷たくて美味しい水、そして美山の皆さんの温かい声援。
こんな素敵なイベントを町おこしの一環として継続して行っておられる姿を見習って、姫路が『お城だけ』ではなく、『おもてなしの心でいっぱい』と沢山の方に喜んで頂ける町に、どんどん変わっていけるように、考えていきたいです。

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