視察報告~柏市におけるオンデマンド交通

23日は柏市におけるオンデマンド交通の取組について。
オンデマンド交通の対極にあるのが、通常の『時刻表による定時交通』ですね。その中でも、路線バスでカバーしにくい部分を担っているのがコミュニティバスですが、姫路市ではなかなか難しい状況で、社会実験から運行につながっているのは家島のみ。そういう意味では、今後姫路でも取り組んでいく必要があるのがオンデマンド交通。

さて、柏市ではオンデマンド交通を『予約型相乗りタクシー』という形で実施されています。対象地域は市域全般ではなく、主に市街化調整区域で路線バスの不便地区ということでした。
実際の運用を伺ってみると、相乗りタクシーとあるので自宅まで…ではなく、『タク停(タクシー停留所)』での乗降に加えて、『タクシーよりは割安だけど、コミュニティバスよりは割高』な300円又は500円。これも、距離ではなく、指定区域で決まるそうな。
予約は1時間前までの電話のみでwebでの対応は現状NG、他の路線バスや乗合ジャンボタクシーへの乗継での割引も特になし…う?ん、乗りたい?って聞かれたら、場合によっては普通にタクシー乗った方が良いこともありそう。
一見便利に見えるけど、個人的な感想は『微妙な乗合タクシー』って感じでした。空気を乗せて運行するコミュニティバスよりは良いのかもしれないけれど、全般的にちょっと惜しい!というのが正直な感想。
実際に行って、話を聞かないと分からないことは沢山ありますが、姫路市で導入するときのチェックポイントを教えていただいたと思えば、視察として結果オーライになるのかな、と思いました。

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