日本海日帰りツーリング?!

自転車に乗っていると、いったいどこまでなら日帰りで行けるんだろう?という疑問に突き当たることがあります。
ローディーさんから『日本海行ってきた』とか『鳥取砂丘に行った』とか『天橋立に行った』なんて聞くと、行ってみたいな~と。
でも、一人で行くにはちょっと勇気が要ります。(と言いつつ、2012年には片道だけですが、自走で日本海まで行ってるんですが…)
私自身、過去には150kmぐらいしか走ったことがなかったので、最悪でも播但線で帰ってくることができるという気持で、行ってみようかな?と、SNSで書き込んでみたら、速攻で『一緒に行こう!!』と言って下さる同士、ボトレガさん・さのさんが…。
ちょうど野々村前県議の話題がメディアで流れていた頃なので、私が城崎に日帰りしたら面白い、なんていう人も(^^;;
結局、ボトレガさん・さのさんの予定と天気予報とのにらめっこで、1週間ぐらい前の段階で8月13日に。
直前に台風11号が姫路を直撃したりと決行できるのかどうか…という感じでしたが、どうやらこの日を逃すと行けないのでは?とのことで、朝6時に砥堀のローソンに集合することに。前日段階では、私達のチームで6~7名、集合場所と時間と目的地が同じ別チームで3~4名ぐらい、という話でした。
…が、当日朝、集合してみてビックリ。なんとお見送りも含めて私達の所に15名!!
しかも、速い人ばっかり…(>_<) 最初の話では、3人でまったりサイクリング…からスタートしたのに、どう考えても『まったり』とはほど遠い『トレーニングモード』な感じ(^^ゞ
とりあえず、初めましての方も含めて、自己紹介をして、4~5人ずつの組に別れて出発。
いきなり『まったり』という言葉は何処に?というぐらいのハイスピードで、長谷経由で生野に到着したのは8時前。ここまで基本的にずっと登りの筈なんですが、前を走る皆は『全く登りとは思えない』ような速度…。長谷の駅を越えたあたりからは付いていけません(>_<) 見かねたOくんがの~んびりと引いてくれました。生野駅でもう一人合流して、ここから15人。
生野北峠を越えてからは、下り基調~平坦なので、自然と全体のスピードも上がります。和田山を越えて八鹿のローソンでの休憩は9:35過ぎ。まだまだこれで1/3、なんて話をしながら元気に出発、トンネルを回避して旧道から国府駅の近くまで行った時に、前の集団がストップしていました。何かと思ったら、前車にハスって落車とのこと。
【トレインで走る時には通常は1列走行で、前の自転車にオーバーラップしないように車間を空けて走るのですが、どうやらオーバーラップ気味に走っていたらしく、前の自転車の後輪に前輪が接触して(ハスって)、右側に落車したというのは、後から教えてもらいました。】
擦過傷自体は大したことなさそうだったのですが、どんなダメージがあるか分からないし、どうもこのまま続行は…ということで、落車した彼女と、お知り合いにレスキューをお願いして下さったタツさんは国府でリタイヤ。輪行しようにも、誰も輪行袋を持っていなかったので、同じ方面に向かって走ってきているもう1チームで輪行袋を持っていないか等やりとりをして、30分程経って一段落付いた時点で残りメンバー13人は続行。(そりゃ、15人も車には乗れませんから…)

で、最終的に日本海に到着は11:43、123.5kmで半分。日和山海岸の碑の前で記念撮影大会。
自転車を持ち上げてみたり、ホイールを外してみたり、ヘルメットとシューズを置いてみたり…最近はいかに面白い写真を撮るかにかけているのでは?という感じです。
この時点でお昼だったのですが13人も一度に入れるお店…?
全員汗まみれのジャージにビンディング…(^^ゞ
お店にご迷惑がかかっては…ということで、少し戻ったところのローソンで昼食休憩に(笑)
私もとり天おろしうどんと麦茶でガッツリ頂きました。
帰りは追風で、自然とペースも上がります。
…が、やっぱり既に120km以上走っているので、どう考えてもしんどいんです(T_T)
付いていくのに必死なんですが、何故か楽しい( ̄∀ ̄)
13:35頃に国府まで戻ってきた時、リタイヤ組はもういなかったので帰路についたのかと思っていたら、後ろから手を振って走っていく車が!!ちょうどレスキューに来て下さった方の車が、日本海から戻ってきた私達を追い越す際に、励ましてくれてました(^^)v
何だかすごく嬉しくって、残り100km、彼女の分まで頑張ろうと思いました。

往路と同じ八鹿のローソンで休憩をして、微妙な登りが増えてくる中を何とか走って、和田山のファミリーマートに到着したのが15時前でした。もう、この時点で気持としては2%の坂でも脚が重い、完全売り切れ状態。でも、帰るには自分で走らないといけないので、とりあえずエネルギー補給。しかもこの時、ガーミンの電池が残り僅か…ということで、とりあえずデータ保存。
ここから生野北峠まではひたすら我慢です。
重い脚をなんとか回して、歩くよりちょっとだけ速いぐらいまで速度が落ちながらも、さのさんが横で、『あとちょっと~!』とか、『必殺、ジグザグで~!』なんて励ましてくれたので、登りで足を着くこともなく何とか峠越え。越えてしまえば、下りで少しずつ脚を休めながら走れるので、朝と同じ生野のローソンで休憩です。
生野北峠さえ越えれば、あとは気持ちいい下り基調の道が続きます。寺前の駅まで、川沿いをほぼノンストップで気持良く流したり、広い道に出てからはガッツリと飛ばしたり…ガーミンの記録は電池切れで保存できていなかったのですが、この時45~48km/hぐらいで走ってる区間がありました(^^;;
そして、そんな中…高速で走っているのを更に高速で追い抜き、写真を撮るさのさん、凄すぎです(*^-^*)

福崎や加西の方は徐々に流れ解散で、結局、当初19時に砥堀に戻ってくる予定はほぼピッタリで達成。何故か出発したローソンで解散予定だったのに、行きすぎてしまってサンクス解散というちょっぴりお茶目なラストに残っていたのは6名でしたが、沢山の仲間と走っていると、本当に距離感がおかしくなってしまいます。
最終的に、ガーミンのログが残っていたのは、復路の和田山(164km地点)までで、ave27.8km/hでしたが、往復で247kmの新記録でした。多分、帰りの生野でかなり遅くなっていたので、トータルでは27km/h行くか行かないか…位だと思いますが、それでも一般道路を走っている上では過去最高でした。
ところで、これって『ツーリング』なんでしょうかね?
実はツーリングと言いつつ、『トレーニング』だったのでは…?としみじみと疑問が…。
ま、片道100km以上の所に日帰りで自転車で行っちゃおうっていうこと自体、よく考えると意味不明ですよね(^^ゞ
企画してくれたボトレガさん、引いてくれたり、はげましてくれたりしたさのさん、Oくん、落車対応をしてくださったタツさんをはじめ、一緒に走って下さった仲間の皆様、本当にありがとうございました<(_ _)>
きっと一人だったら、日帰りで日本海までツーリングなんて行けなかっただろうな…と思うと、本当に仲間がいてくれることが心強かったです!
…でも、完走した途端に、既に来年も…という話が出ているあたりが、自転車乗りは変態が多いって言われる所以なんでしょうね(笑)

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