視察報告~武蔵野市・体育館空調~

文教・子育て委員会行政視察最終日は、武蔵野市の私立小・中学校体育館への冷暖房機導入に関して、座学だけでなく現地を含めての視察となりました。
説明の中で、早急に設置するために市役所内で設計を行うのではなく、リース内容に工事設計を含めてしまうことで職員の負担を増やさずにスピーディーな設置が可能となり、5年間のリース期間終了後は本体譲渡の契約をされているとのことで、非常に効率的な形での導入に驚きました。しかも、その冷暖房機は元々がビニールハウス向けに開発されたものが体育館にも活用できるということで開発されたものとのことでした。
そして、実際に第四中学校の体育館を見せていただいて驚いたのは、そもそもの体育館の構造が姫路とは全く違う点でした。というのは、体育館の横に屋根部分が開閉式の温水プールがあるだけでなく、体育館の入口が姫路で言えば勤労市民会館のようなしっかりした建物となっており、そもそもの設備的な差異を実感しました。
体育館内に設置されたスポット式の冷暖房機は非常に強力で、最大風量だと結構な音量でしたが、全体が冷えてきて最小風量にした場合には気にならない程度で、さらに天井が非常に高い体育館でも15分もかからずにかなり涼しくなったことを思えば、姫路市内の小中学校の体育館だともう少し早く空調が効くのでは?と期待もできます。
なかなか体育館への空調設備の導入はハードルが高い部分もあるかとは思いますが、成功事例を確認することで次のステップへの参考としてとても良い勉強になりました。

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