視察報告~川崎市・地域の寺小屋事業~

文教・子育て委員会の行政視察2日目は、川崎市の『地域の寺子屋事業について』でした。
地域の寺子屋は「教育コスト日本一の川崎に」との市長のマニフェストを受けてスタートしたとのことで、学童保育(放課後児童クラブ)との関係や運営状況等について伺いました。
寺子屋という名称から学習支援がメインですが、週1回の学習支援だけでなく月1回の体験活動もあるとのこと。運営についても地域での実行委員会が主体で寺子屋先生になるために資格等も必要ないという点は、所謂『学習塾』的な役割だけでなく地域内での多世代交流等も含めた活動ということがよく分かりました。
現時点では78校で開校済みとのことでしたが、将来的には全校での実施を目標とされているとのことで、地域の方の熱意や継続性等の課題もあるようです。
また、アンケート結果で子どもは勉強が好きになったと答えている割合が高いのに、保護者側の割合が低い点について、子どもの思う『寺子屋』と保護者が期待する『寺子屋の役割』との認識の乖離はもったいないと感じました。もし姫路でも同様の事業を考える場合には、ネーミングのもたらすイメージについてもしっかりと考える必要がありますね。

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