視察報告~豊田市・子ども条例と子ども会議~

文教・子育て委員会の行政視察の最初は、『豊田市子ども条例と子ども会議について』愛知県豊田市で子ども条例制定や子ども会議設置の経緯やこれまでの取り組み内容、今後の課題等も含めて話を伺いました。
今回の中で非常に重要なポイントは、子ども自身が積極的に関わる環境を整えることではなかったかと思います。そして、子どもにとって大切な4つの権利について就学前から中学生まで発達段階に応じた学習ノートを活用して、子どもの権利と責任(尊重される権利と、他者の権利を尊重する責任)をしっかりと身につけることができるように配慮されていることは、権利ばかりに目が行きがちな社会において非常に必要性が高いと思いました。
また、希望者参加型の子ども会議で子ども委員を経験した中から大学生サポーターとして活動する人が出てきているとのことで、多世代間の交流や自分の意見等を表明する機会としても、さらには地域に対する愛着の面でも、市民参画の素地を作るのに重要な役割を果たしていると感じました。
姫路市で子どもがSDGsに関わる事業としては、今年度、私も参加している一般社団法人Social Eightが姫路市提案型共同事業として採択された城育という形でスタートしていますが、豊田市の事例も参考として行きたいと思いました。
※因みに、流石にTOYOTAのお膝元、市役所にはC+Pod(超小型電気自動車)が市役所に並んでいました。こちらに関しては、昨年度の本会議で質問した内容にも関連しているため、写真に収めました。

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