11月20日に『中部析水苑メガソーラー発電所』の開所式が行われました。
ところで、『中部析水苑』って何をするところかご存知でしょうか?
実は一般的に分かりやすい説明としては『下水処理場』…つまり、下水道を通ってきた汚水をキレイにして、自然に帰す場所です。この名称、漢字の意味ときっちり合っていて、とても素敵だと思うのですが、実は全国で姫路のみ!姫路市のネーミングセンスを感じますね。
この中部析水苑の遊休地に、今回メガソーラー発電所が整備され、その開所式となりました。お天気も心配されていましたが、無事に雨を避けて、メガソーラーが動き始めました。姫路市の下水道会計は、従来は特別事業会計として処理されていましたが、平成23年度より公営企業会計となり、企業としての収支も重視されるようになりました。その中で、メガソーラー発電による売電収入は非常に重要な財源になるでしょう。
さて、その開所式、通常の竣工式と同様に市長の挨拶、施設整備事業の説明に続き、議長・来賓等の祝辞に引き続き、発電スタートボタンを押す、という流れで進みました。私も建設委員長として、スタートボタンを押させて頂ける事に!姫路市が環境に配慮した施設を整備し、それに向けの第一歩にかかわらせて頂いた事は非常に光栄です。
セレモニーに続いて、津田このみ保育園の子ども達が歓迎の歌を披露してくれ、全員で写真撮影を行って、施設見学となりました。
写真撮影は高所作業車から、という形でしたがこの後に「委員長、こちらへ…」と案内されたのはその高所作業車。
その高所作業車の一番上(約22mの高さ)から、ソーラーパネル全体だけでなく、中部析水苑全体を見せて頂きました。
敷地を埋め尽くすソーラーパネルは壮観で、遊休地の活用とエネルギー政策の一助の一挙両得となった事が非常に嬉しく思いました。