鳥取市との姉妹都市親善交歓会

11月11日〜12日にかけて、姫路市と鳥取市との姉妹都市親善交歓会で鳥取市へ。
姫路駅を10時22分発のスーパーはくとで出発して12時前に鳥取駅に到着。昼食後に、砂の美術館へ。
砂の美術館では毎年、4月〜1月が展示期間で、冬の間に展示テーマに合わせて砂像が製作されていて、今年の展示は南アジアでした。ちょっとビックリしたのが、砂像の写真を撮影しようとすると、iPhoneのカメラが顔として認証する点。すごく精巧に作られているのだと感心しました。

その後、新たにできた砂丘ビジターセンターで、砂丘の状況等について詳しく教えていただき、砂丘に登っていく途中で雨がパラパラと。おかげで砂丘から虹を見ることができました。


建て替えで新しくなった鳥取市役所では公共施設マネジメントの取り組みについて意見交換会が行われ、議場見学も。各自の席には採決システムも組み込まれていて、やはり新しい建物らしさを実感しました。

12日はまず、因幡万葉歴史館へ。
こちらでは大伴家持にゆかりのある万葉集の世界や、日本で初めて火葬された伊福吉部足比売(いふきべのとこたりひめ)についての資料等、万葉時代の要所であった因幡の歴史について学べるだけでなく、万葉衣装を着ることができるのですが、時間の都合上ゆっくりと見ることができなかったので、是非個人的にもう一度行きたいと思いました。

駆け足で稲葉万葉歴史館を見学の後は、旧美軟(みたに)水源地水道施設へ。こちらは大正〜昭和初期にかけて山陰地方初の『近代水道施設』として整備された美軟水源地が当時のまま保存されていたことから、国指定重要文化財として保存修理と活用整備を受け、昨年から一般公開されているもので、「緩速濾過(かんそくろか)」によって水道水が浄化されていたとのことでした。少しずつ時代によって形が違う濾過池とちょっとおしゃれな作りの接合井(せつごうせい)が印象的でした。


最後は鳥取城跡に復元された擬宝珠橋へ。昨年10月、6m・全長36mで元々の木造遺構の上に、文化財を痛めない形でステンレス製の水中梁を設置して復元されたとのことで見学しました。今後、その先の場内側も再整備されるとのことで、全体の再整備後が楽しみです。また、鳥取城の案内に、1969年から1976年に運行されていたという久松山ロープウェイの山頂駅跡の休憩所の記載があって、万博前後に全国で似たような整備がされていたのだと、親しみと哀愁を感じました。

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