私が所属している奉仕団体の一つに『国際ゾンタ 姫路ゾンタクラブ』があります。
国際ゾンタの中で1824番目に認証されたクラブで、ゾンタという言葉はアメリカ原住民であるスー族の言葉で正直・誠実という意味を表しており、その目的は『女性と少女のためのより良い世界を築く』ことです。そんな国際ゾンタは世界中をブロック単位の地区に分類しており、日本は単独で26地区となっています。
その地区大会が、10月5日には前夜祭、6日及び7日にはビジネスセッションとして行われました。
前夜祭では、名古屋能楽堂にてリーダー研修として会長の仕事のあり方等の研修と各クラブ間の交流会、日本の伝統芸能について学ぶという事で、日本舞踊・能・古代舞踊の一部の鑑賞が実施されました。能楽堂の舞台を囲んで、ゾンシャン(ゾンタクラブの会員)だけでなく地域の方も含めてほぼ満席という中で、Ute国際会長が和服、浅野26地区ガバナーがドイツの民族衣装で登場された時は、盛り上がっていました。
6日と7日は開会式・ビジネスセッション・晩餐会・選挙・閉会式と盛り沢山で下が、ビジネスセッションは国際大会と同様にPRO /CONのマイクも準備され、事前に提示されていた議題について、活発に意見交換がなされました。日本人は議論が苦手とも言われることが多いですが、ゾンシャンに限って言えばデリゲートは積極的に発言される方が大半なので、発言後に拍手が起こることもしばしば。横浜で行われた国際大会でも思いましたが、議論することに対する抵抗感が少ないことは非常に重要ですね。因みに私自身もe-clubやYoung Professionalの関係で、Z&GZクラブ委員長の立場から発言する機会がありました。
また、 Ute国際会長の基調講演として『共に、女性と少女のためのより良い世界を築く』と題して 2023〜2030の戦略について、記念講演では(株)arca代表取締役の辻愛沙子氏が、更に7日の午後に開催したZ&GZクラブサミットでは衆議院議員の野田聖子氏が講演を行なっていただきましたが、最終的には全ての講演内容が、世界的に女性の置かれている現状についての共通の問題に集約されるように感じました。
私自身、ゾンシャンでいることと姫路市議会議員として活動することに一本筋を通し、誇りを持って今後も頑張っていきたいと思うことができた地区大会でした。