視察報告~盛岡市・公共施設総合管理計画

7月22日~24日にかけて、総務委員会の視察で盛岡市、石巻市を訪問しました。
と、言っても、初日は移動のみ。11時に市役所に集合して、そこからバスで伊丹空港へ。文教委員会も伊丹から同時刻に出発とのことで、1台での移動でした。
盛岡市の公共施設総合管理計画では、学校や体育施設、公共ホールなどの文化施設や市営住宅等を主体とする公共施設を対象にしており、文化財等学術的な物は含まないとのこと。その中で、60年での建て替えでの試算をもとに今後の計画においての統廃合や、更新、長寿命化を図ると共に施設毎のカルテや利用率や出納状況を公開して理解を図るという形でした。
盛岡市だは、平成21年から公共施設アセットマネジメント計画を立てられていて、そのまま現地視察の公共施設総合管理計画に移行できたという面が非常に大きいと感じました。
また、実際のコストについても、現状で年間約49億円を負担しており、60年での建て替えでは今後、年間約109億円という試算を、80年と長寿命化することで63.7億円に減らすことができ、さらに17.1%の施設の統廃合を行えば約50億円に出来るという目安があれば、住民の方の理解を得られやすい事も分かりました。
先日の習志野市でも思ったのですが、行政側が市政をスムーズに運営するにはきちんと情報公開を行うことが必須事項ということが再認識できました。さて、姫路市の状況は…再確認が必要ですね。

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