7月4日の行政視察はさいたま市の「ICTを活用した自治会活動支援事業」について。
こちらでは「結ネット」というアプリを活用しての回覧板機能や災害時の安否確認にも活用できるということで、昨年度にモデル事業として2自治会に導入され、その報告会も開催されて今年度はさらに9自治会を追加予定とのことでした。
回覧板機能等については非常に利便性が高いとのことでしたが、その中での課題として運用コストや管理者の負担、さらに、ほぼ全員が結ネットに移行しない内は現在の回覧板と二重の手間になってしまう面など、難しい点についてもしっかりと解説していただくことができました。
姫路市では自治会加入率は他市に比べて高いものの、実際に電子回覧板機能を導入するためには、高齢者世帯等へのタブレットの配布も必要になるのではないか・・・と思ってみたり、子どもの頃から自治会等との多世代連携を図ることもできるのではないか・・・等、色々と思うところはありますが、まずはもっと本格運用されている自治体に状況をお伺いして、姫路市での運用イメージを固める必要があるな、と思いました。