視察報告~盛岡『城と城下町フィールドミュージアム』

15日は『もりおか・城と城下町フィールドミュージアム』を現地視察させて頂きました。
もりおか・城と城下町フィールドミュージアムは『もりおか歴史文化館』を中心に、盛岡城跡と中心市街地である城下町を『屋外展示物』としてとらえて、地域全体をミュージアム、つまり街をまるごと博物館として活動しようという発想での取り組みでした。
博物館というと、どうしても『学習』主体かと思いきや、飲食・交流スペースも含めて『時間を豊かに過ごすための施設』として、更には県立図書館であった建物の再活用、盛岡城と中心市街地を『繋ぐ』という役割など様々な視点での整備が成されていました。
また、観光拠点として、まち歩きマップなども豊富に準備されているし、都心循環バス(でんでんむし)は1回100円で300円で1日乗り放題という利用しやすい状況です。確かに、散策にはもってこい!
ただ、一つだけ気になる点が…これは姫路も同じで、駅からお城(=歴史文化館)までの距離。
ここまで来れば情報が沢山ある拠点、ということが分かれば便利だけど、まず駅で『もりおか歴史文化館』に行こう!と思わせる仕掛けが必要だと思いました。最初から、盛岡城跡が目的地の方は、直行してしまいますよね?
姫路でも『姫路城ミュージアム』構想がありますが、駅を降りたら目の前に姫路城があるという状況で、姫路城ミュージアムに目が行くのか…どのようにミュージアムを活用するのか…中心市街地へとどうやって繋ぐのか…これが最大の課題ではないか、と痛感しました。
姫路市での課題解決に向けて、知恵を出すことが重要ですね!
写真が多めですのでこちらからアルバムになっています。

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