11月7日~8日にかけて、観光交流特別委員会の視察で高知市に行ってまいりました。
観光交流としてのテーマは2つ。
①高知市の観光振興施策
②スポーツツーリズムの推進
さて、観光振興施策として、姫路市では『姫路城+1』を掲げている通り、姫路城に頼り切った形から少しでも他の魅力を感じて頂ける様に、というのが課題ですが高知も『坂本龍馬と鰹のタタキ』以外の観光資源を模索されているとのこと。
そんな中、姫路が高知を見習うべき大きな点は『海外からの大型客船の受け入れ体制』ではないかと思います。高知では大型客船でのアジア系の観光客が急増しているとのことで、姫路ではまだまだ、この部分に関しては検討の余地があるのでは?という感じ。
また『土佐のおきゃく』という商店街に畳を敷き、こたつを出しておもてなしをするイベントについて伺ったときには、姫路の畳座を思い出しました。高知では土佐のおきゃくを定期的にされているとのことですが、畳座は民間主体。上手く連携して、畳座を姫路の名物として観光面でも活用できれば良いのでしょうが、事前予約や市民のイベントでもあり、なかなか難しいのでは…?とも感じました。意外と、旅行会社さんが何枚かの畳を予約して、そこに姫路観光に来られた方が参加する形なら上手くいくのかも知れませんね。
また、スポーツツーリズムとして東部総合運動公園の現地視察も行いましたが、こちらで一番私が気になったのは、アリーナの上部周囲にあった『マラソン用』の走路。建物内で明るく、雨なども関係なく、安心してランニングができる施設がちょっとした工夫で設置できるというのは、今後姫路市で中地の総合スポーツ会館を手柄山に建て替えする段階では非常に有効ではないかと感じました。暗くなってからちょっと運動したい時に、安心して利用できる場所があるというのは、女性や子どもにとっても非常に助かりますし、運動の裾野を拡げるのに大切なこと。
スポーツツーリズムの推進として、実はもう一つ見てみたかったのは別の施設(陸上競技場に自転車用のトラック併設)だったのですが、これはまた別の機会に見に行きたいと思います!