駒田かすみ ~母として人として~
視察報告~ポロクル(シェアサイクル)について


8月19日~21日にかけて、建設委員会としての行政視察で、札幌市の株式会社ドーコンモビリティデザインさんが実施されているシェアサイクル『ポロクル』と、焼津市の『環状交差点(ラウンドアバウト)』社会実験について、先進事例の研修に行って参りました。

日程の都合上、19日は移動のみで、20日の午前中に『ポロクル』を見せて頂きました。

シェアサイクルはCCS(コミュニティ・サイクル・システム)とも言われ、指定のポートであればどこから借りて乗って、どこへ返却しても良いという、自転車を便利にチョイ乗りしたい方にはうってつけのシステムで、岡山市さんの『ももちゃり』や、富山市の『シクロシティ』等の先進事例が沢山あります。
では、今回何故札幌まで視察に行ったかと言えば、実はポロクルは民間会社の運営、という点が一番のポイントです。

今年度、姫路市でもCCSの社会実験が予定されているわけですが、実際にCCSの運営に当たっては、姫路市が直接ではなくNPO等の協力を得ることが計画に盛り込まれているので、実際に運営されている民間会社で札幌市とどのような距離感があるのか、運営主体として行政に求める内容なども含めてお聞きすることで、姫路市での導入時に市民の皆様や観光客の方にとって利用しやすいシステムにする為の参考にしたいというのが主題です。

ポロクルの活動の根本には、放置自転車問題を解決するだけでなく、まちに良いことを率先して行うことで若者達を巻き込んだ自転車マナーの啓発なども含めた大きな意味での『まちづくり』に参加することで自転車環境含めて豊かな人間環境の創造を、ということで、札幌大通まちづくり会社やNPO法人ezorockとの連携なども含まれていました。

また、自転車の貸し借りを行うサイクルポートや自転車そのもののデザインなども含め、安全性と快適性・セキュリティ面などでの工夫が多く、果たして姫路でCCS導入時にここまで出来るのだろうか…という不安と同時に、南雲勝志氏という姫路との共通点からも、是非とも姫路でのCCSを成功させて、市民にとって『利用しやすい』システムとしていく為に必要なことを、建設委員会としてチェックしていくポイントを教えて頂きました。

姫路の駅前自転車関連の社会実験としては、路上駐輪場が本格運用へと移行することとなり、今後CCSが導入される形で『姫路駅周辺で自転車を利用しやすくなる』素地が整ってきたように思います。
4年前に、市議会に初挑戦した際に、市民が利用しやすい自転車環境をと考えた事柄(駐輪場問題・観光を含んだレンタサイクル・自転車のルールとマナーの向上)は少しずつですが前進してきています。今後とも皆様のご支援をよろしくお願いいたします。