行政視察【松浦市】

経済観光委員会の行政視察は、松浦市で『アジフライの聖地 松浦』プロジェクトについて教えていただきました。
元々が観光地ではない松浦市で尖った施策とも言える『アジフライの聖地』は、漁獲高といった数値上の特産品ではなく、その地域の特色を生かした新たな特産品をどのように生み出し、広めていく過程をしっかりと教えていただきました。ブランディングの成功例として見れば、どのようなコンテンツを複数準備しておくべきか、求められたときにどれだけの層でコンテンツを提供できるかが、メディアに取り上げられる為に重要という話でした。
また、アジフライ憲章を制定して、ノーフローズンまたはワンフローズンという『品質保証』を地域の店舗等が守ることでアジフライを一つのブランドとして守っていくという共通認識化が図られているとの事でした。
では姫路で同じように何か特産品を・・・と考えた時に、姫路は『何でもありすぎる』ことで、尖った形でのブランディングは困難ということも実感しました。松浦市でも取り組みを始めた当初には「なぜアジフライなのか」「サバではダメなのか」という意見があったとのことで、何か一つを取り上げるだけの決断力を推進力といったリーダーシップが必要なのですが、松浦市では市長が公約として掲げたことで実現できたという事を実感しました。
そんなアジフライの聖地での昼食は当然、アジフライを美味しく頂きました。因みに、コストコでも松浦の冷凍アジフライが販売されているとの事ですが、自宅で同じように美味しく揚げられる自信がないので、こちらで食べておいて良かったです。

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