私が自転車の安全教育(特に子ども達)にこだわる理由はこれまでにもはじまりのはじまりで書いてきたのですが、長い!という訳で、マンガにしてみました。
長女が中学生の時、同級生が自転車の事故で亡くなりました。その1か月ほど後、今度は小学校卒業間近の長男が車との接触事故!幸い、前歯が1本折れただけでしたが、長男は『(自転車のルールなんて)習ってへんもん!』
それから、子ども達にルールやマナーを口うるさく言う毎日でしたが、自分の子どもだけでいいの?という思いで見てみると、子どもたちのルールの無知さやその危険性に目が行くように…。右側通行、併進、無灯火、携帯を触りながら、音楽を聴きながら…毎日のように『この子達、大丈夫なのかな?』と考えるようになりました。
そんな時、今度は自転車の高校生と歩行者の事故で、5000万円の賠償判決と言うニュースを知り、自転車での事故は『被害者』になるだけでなく、『加害者』にもなりえる事を知っておかないと…とも考えるように。
『子どもたちを加害者にも被害者にもさせない為に』…そう思ったからこそ、『母として』自分の子どもたち、自分の子どもたちを取り巻く子どもたちが『命』を大切にするために、できることから始めよう!それには、『人として』自転車を取り巻く、ルールやマナーを含めた環境を整備して、事故を減らしたい!そんな思いで、訴え続けて始まったのが、市立高校を始めとする自転車安全運転講習。平成27年度には中学校へも拡大します。