2月5日~7日にかけて、諏訪市・甲府市・大阪市への会派視察研修に行かせて頂きました。
2月5日には、『諏訪市地域福祉計画に基づいた地域医療提供体制充実について』という内容で、諏訪市へとうかがいました。
諏訪市は長寿日本一の長野県の中でも全国10位の長寿自治体で、その地域福祉計画の策定には地域福祉アドバイザーによる助言と、市民参加による地域福祉計画勉強会など、行政主体のみではなく地域住民自身の意識の高さも感じられます。
特定健診の受診率も非常に高く、また特定保健指導もH24年度で47.6%と姫路市が見習わなければならないポイントが列挙されます。更に、長野県では保健指導員制度があるとのこと、こちらは兵庫県では聞いたことがない制度でしたが、各地区で地域への健康作りの輪を拡げるために活動を行うという形で日常的に健康作りへの意識付けがなされていることを裏付けるものでした。
また、温泉を有効に利用した運動公園施設「すわっこランド」は市民の健康増進拠点として非常に高い利用率(人口約5万人に対して、年間のべ利用者29万人以上)であり、姫路市の網干健康増進センター「リフレ・チョーサー」の利用率と比べると厳然たる差が見られました。こちらでは特定保健指導対象の方に対しての運動講座も開かれていて、まさに意識の差をまざまざと感じました。
今後、姫路市でも『健康年齢』を維持し続けていき、全体の医療費削減を目指すためには、何よりもまずは特定健診の受診率向上と、網干健康増進センターをはじめとした各地域の運動施設の有効活用など、様々な施策が必要と思われました。
余談ですが、この日、上諏訪神社へもご案内いただき、参拝することができました。上諏訪神社は一部改修中で、姫路城の天空の白鷺にあったように改修中の建物のシートに写真が!最近の流行のように感じました。