「149カ国中110位」。男女格差を示すジェンダーギャップ指数の日本の順位です(世界経済フォーラム、2018年)。Dear Girlsは、この現状に目を向け、日本で育つ女の子たち、そして男の子たちが性別にとらわれず、今よりもっと自分らしく生きられる社会をめざす企画です。
国際女性デー特集「Dear Girls」:朝日新聞デジタル
姫路市立中学校で卒業式が行われた今日、3月8日は 国際女性デー、国際ゾンタでは国際女性デーに合わせて男女共同参画をアピールする ゾンタローズデー です。
ところで、国際的に見て、日本の男女格差指数のランキングが低い理由って何だと思いますか?
大きな要因としては、政治的・経済的に指導的な立場にいる女性の絶対数が少ないことなんですが、その根本的な理由について考えたことはありますか?
これまで女性は、文化(という名の刷り込み)的に、小さい頃から『男の子が先、女の子は後』という教育(という名の洗脳)によって、男性よりも前に出ることを心理的に抑圧され続けてきたからこそ、指導的立場に立つことに抵抗を感じてしまうのではないかと考えます。
香寺中学校での卒業式の呼名順が、男子・女子ではなく、出席番号順という形で男女格差社会からも『卒業』したように、皆さんも国際女性デーの今日こそ、自分自身の思い込みで固められた 男女格差の再生産 から卒業しませんか?