総務委員会・事業概要説明会と現地視察

2期目の最初の臨時会(本会議)が終わるとすぐにやってくるのが、各委員会の事業概要説明会です。
まずは常任委員会ということで、総務委員会の事業概要説明会は21日・22日・25日でした。
ところで、事業概要説明会って、何をするの?と言われる方が多いかと思います。
これは、その委員会が所管する(つまり審議する)内容について、どんな予算でどんな事業をどのように姫路市が行っているかということをザックリと説明を受ける場になっています。もちろん、委員会ですのでその際に説明された内容で疑問があれば質疑応答もあります。各委員会の所管内容については、こちらから確認できますよ。
毎年、6月議会の最終日に委員会の所属や委員長などの役職が変更になるため、普段は6月議会が終了してから最初の委員会が行われるのですが、改選の年は6月議会で委員会を行う為には6月議会が始まるまでに委員が決まっていないといけないので、5月に事業概要説明会が行われるわけです。そして、委員会ごとに所管の部局の施設を現地視察して事業概要説明会が終了する形になるわけですが、年によって、委員会によっては現地視察を省略する場合もあります。・・・が、改選直後、しかも今回のように13名もの新人議員さんがいらっしゃる場合には、現地視察をしないことはないですね。
と言うわけで、総務委員会に話を戻して・・・総務委員会の所管は、『議会、市長公室、総務局、財政局、会計課、消防局、選挙管理委員会、公平委員会及び監査委員の所管に属する事項並びに他の常任委員会の所管に属しない事項』となっています。21日に5局、22日に4局の説明を受けた後、25日には現地視察と言うことで、消防艇を見に行きました。
昨年の姫路港沖でのタンカー事故の際にも活躍した消防艇、そして消防艇の定員の都合上、半数入れ替えで一緒に水難救助車も見せていただくことが出来ました。写真や動画はFacebookページのアルバムでどうぞ!
全箇所同時に放水すると最大2万トン/分という放水量の消防艇、舳先からの放水を見せていただきましたが、圧巻でした。
消防艇自体は、兵庫県下に2箇所しかない1箇所が姫路にあると言うことで、瀬戸内の船舶の安全は姫路市にかかっているといえそうです。
放水中の様子
水難救助車では、救助にあたる隊員全員が潜水士の資格を取得しての活動とのこと、また合併以前は川・海での活動が殆どであったが、合併後はため池等での活動の場が増えていることなど、水難救助にまつわる現場での話を聞かせていただくこともできました。
これらの消防・救急関連の船舶や車両・人員は『いつでも動ける』状態で『動く必要性がない』のが理想ですね。

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