5/16はさいたま市の小水力発電施設。
小水力発電って、通常の水力発電とどれぐらい違うのか、と思っていましたが、本当に『小さいスペースで』運用可能でした。
一言で説明するなら、上水施設の取水口に水力発電用の水車と制御装置を付けるだけ。上水施設のオマケでつけられそうなサイズ。でも、それで施設の電力を賄って、節電に繋がる、しかも設置費用等については…という驚きの連続でした。
遠隔で監視と制御も行っているため、水道局の方が実際に何か操作が必要という事もなく、経費の節約にもエコにも貢献、とあらば、デメリットは無いですし、一番ビックリしたのは、もともと『電力を作る為に発電設備を導入した』のではなく、『騒音対策の一環として、発電設備の水車を入れることから始まった』という経緯。一石二鳥も三鳥ものいいことづくめでした。
ただし、姫路市での導入は…と言われると、さて、どこで設置できるものか…。
水圧の問題や、衛生面の問題など、クリアしなければいけない点も多々ありますし、費用面はさいたま市と同様には難しい面もあります。
課題山積ですが、検討の余地は十分あると思いました。