5/17には新潟市の食育花育センターを視察見学しました。
食育は分かるけど、花育って?と思いつつ、施設内へ。
実は、花を育てることで情緒面の教育を行うだけではなく、市内ボランティアの方が花の育成に関わることで子どもたちと触れ合ったり、市内の農作物の分布や収穫時期なども展示したりすることで、食育との関連も学んだり、と大人も子どもも楽しく学習できる、というとても素晴らしい施設でした。
雪のシーズンも花を育てられるようになっているだけでなく、中には調理室もあれば、食品模型を『自分が食べる献立』に並べてICチップを読み取らせるとバランスのチェックをしてくれたり、野菜や魚・肉などの地域の食材の産地と食べごろや調理法などの情報を取得できたりと、感心するばかり。
さらに、ちょうどオープン直前ということで特別に隣接の子ども創造センターも見せて頂くことができました。子ども創造センターは、子どもが『遊び』を通して物づくりと触れ合えるという、これまでの役所的な発想ではあまり見られないけれど、子どもにとってはとても必要な設備が整ったところでした。なんと、陶芸までできるそうで、大人がやってみたい、と思えるぐらいでしたが、残念ながら『子ども限定』とのこと。当日は職員の方が試作した『縄文式土器』のような作品も見せて頂きました。
そしてもう一つ、動物センターも隣接しており、子ども達が動物と『触れ合える』ようになっていました。オモシロイと思ったのは、動物の視線になってみるという事で、飼育小屋の下からドーム状の窓があり、そこから顔を出して外で見ている人の様子が見ることができるという、逆転の発想。癒し系の動物たちが飼育されており、子どもだけでなく、家族全員で楽しめる施設になっていました。
実は、食育花育センターとすべて同じ敷地内であり、予想外の事態も発生しているそうで…。役所主体の施設なのに、人気がありすぎて駐車場が不足しているとの事。急遽駐車場の拡張が行われているそうですが、見ている間に車で一杯になってしまっていました。
ちなみに、来年の秋には農業体験のセンターも市内にオープンするそうで、全てオープンした時には子ども創造センター等の利用状況等も出ていると思うので、また是非状況確認をして、姫路の現在の施設でソフト的に活用できないかを検討したいと思います。