10月11日~12日にかけて、市議会の女性議員有志で日本女性会議(阿南市)に参加しました。
どうも電車やバスのアクセス、乗り継ぎ等を考えると結構ややこしいし、参加者は私を含めて3名ということで、車で乗り合わせて行けば便利、と私の軽四で出発。ところが、この日は台風の影響でものすごい強風(^^;) ハンドル取られて結構怖かったです。
阿南市のメイン会場に到着すると、そこからは各分科会の会場への送迎バスへ。
送迎バスに乗ってさらに10分で第二分科会(防災)の会場である阿南工業高等専門学校に到着。
防災の分科会は、まず『阿南市の防災の現状』と『学生から見た阿南市の防災について』の話を伺い、その後にグループに分かれて、男女共同参画の場面から見た防災や女性防災リーダーの育成についてのグループ討議が行われました。
このグループ討議、各グループごとに司会進行役と書記を自分たちで選ぶという所からスタートしました。私が参加したグループでは、会場内で一番年齢が若い、という理由で(笑)何故か司会進行役に。それぞれ一人2分ずつ、防災についての考え方や男女共同参画の取り組みについて話をした後に、お互いの取り組みに関しての質疑を行って意見をまとめるという形になりました。
この時、女性で防災士の資格を取得された方が2名おられ、その経緯や取得後の活動などに注目が集まるとともに、資格に関わらず各地域で『普段から』実施されている防災訓練や、その時に自分たちが女性の視点で必要なことなどを取りまとめることができました。同様の取り組みの中に、防災手帳と言う考え方があることも、要援護者の支援だけではなく一般の方にも必要な内容が含まれており、非常に参考になりました。
2日目は全体会でした。オープニングでは子どもたちが男女共同参画の重要性をミュージカルで表現してくれていました。
午前中の講演会の内容的に、食育。と言いながら、家庭での食の在り方と、ジェンダーフリーの考え方、そして家庭の会話の在り方など、様々な視点でのお話でした。その際に、我が家で子ども達に食事の準備の手伝いをさせていることは間違いではなかったのだと、妙に自信を持ってみたり…。
シンポジウムで残念だったのは、音響。持ち時間の都合か、パネラーの方が非常に早口で話をされているのですが、なかなか聞き取りにくく、きちんと聞き取れない状態が多くありました。また、パソコンで口述筆記をされていたのですが、そちらも内容が入れ替わってしまっているような所もあり、持ち時間でのパネラーの話し方についてもう少し打ち合わせをしておいた方が分かりやすかったのに、という感じでした。(これは、他山の石として、自分が話をするときに気を付けないと…と痛感しました。)
全体としては、折角内容がいいものなのに、細かいところで準備が…という感じが否めなかったのですが、阿南市と言う町での男女共同参画に対する意気込みを感じられた日本女性会議でした。
*余談ですが、この前日に国際ゾンタ26地区大会も開会し、そちらも参加させて頂きました。なんと、内閣府男女共同参画局長の佐村知子氏の日程が同様に、国際ゾンタ26地区大会~日本女性会議という流れだったことを、ゾンタ会員としてちょっと誇りに思ったのでした。