7月14日~16日にかけて帯広市、浦安市、足立区への行政視察と、陳情へと行って参りました。
帯広市では、生活保護受給者自立支援事業の効果的運用についてお聞きしました。
自立支援の取り組みとして、体験的就労型社会参加プログラムや、屋内作業体験プログラム、就労準備型社会参加プログラム等の『就労』に重きを置いたプログラムだけでなく、中学生学習支援プログラムや子ども健全育成プログラム、若年者訪問支援プログラムといった『居場所を作る』ことで後々の社会参加や自立を促す形も含まれており、可動年齢層の方が『孤立からの脱却』と『自己肯定感の回復』により社会参加意欲の増進によって就労・自立への道を拓こうとされているところが特徴的でした。
また、実際には『誰でも参加できる』『ノルマ等のない』内容で、なおかつ積雪によって路線バス等の交通機関で困難な場所からの移動に際しては送迎を行うなど、参加しやすい環境を整え、生活保護受給者の自立支援事業である事が対外的には分からないような工夫も含めて実施されていました。
生活保護世帯の自立支援事業については、今年度、生活困窮者自立促進支援モデル事業を含めて再度、整理・統合等を検討される予定との事でしたので、どのような施策展開をされるのかを含めて、更に注視し、姫路市での生活保護受給者の自立支援に繋げられるようにしていきたいと思います。